
患者さまが病院・医院で処方箋をもらった場合、お薬をもらう薬局(保険薬局)を自由に選択することができます。
どちらの病院・医院でもらった処方箋であっても、同じ薬局でお薬をもらい、また気軽にお薬のことや病気のことを相談できる薬局を「かかりつけ薬局」といいます。
かかりつけのお医者さま(ホームドクター)をもたれているのと同じように、薬局もかかりつけ薬局をもたれることをお薦めします。
調剤薬局では、患者さま一人一人のお薬や病気のことなどをお薬のカルテ(「薬歴」)で管理しています。
薬歴にアレルギーや副作用歴などの体質も記録し、処方されたお薬を服用する際の注意点などを確認します。複数の病院・医院で処方された場合、お薬の飲み合わせ(相互作用)や同じ成分のお薬が重複していないかなどを確認します。市販されているお薬や健康食品、食べ物などの飲み合わせを確認し、お薬をお渡ししています。
薬歴は最低2年間保管します。いつも同じ薬局でお薬をもらうことで、患者さまのお薬に関する情報を全て管理することができます。

処方箋には、患者さまが服用するお薬の内容がかかれています。
これを薬局(保険薬局)にお持ちいただき、お薬と引き換えることができます。
お薬をもらう薬局は患者さまが自由に選ぶことができます。
◇処方箋の注意事項◇
処方箋の有効期限は発行日を含めて4日以内です。それまでに薬局へお持ちいただけなければ、無効となってしまいます。
薬局では処方箋のお薬をお渡しする際、お薬の飲み方、効能・効果、保管方法、気をつけることなどをご説明し、必要な情報を文書としてお渡しします。
必要に応じて、おくすり手帳もお渡ししています。(「おくすり手帳」参照)
また、処方の内容によってお薬を取り寄せた場合や、患者さまご本人の来局が困難な場合は、ご自宅までお届けもいたしますので、お気軽にご相談ください。

おくすり手帳は、「いつ」「どちらのお医者さまから」「どのようなお薬を」「どのくらいの期間」処方してもらったか、お薬の飲み方と注意点などを記入していく大切な手帳です。
病院・医院や薬局に行った際、お医者さまや薬剤師にみせることにより、お薬の飲み合わせは大丈夫か、同じ成分のお薬が重複していないかをチェックできます。
また、お薬による副作用が生じてしまった場合、おくすり手帳の記録を確認することで、原因となったお薬の特定や迅速な対応にも役立ちます。
<おくすり手帳の利用方法>
病院・医院、薬局では、お医者さまや薬剤師におくすり手帳を必ずお見せください。
薬局でお薬をもらうときは、その内容などを毎回記入してもらってください。
(病院などでもらったお薬や市販薬についても、名前だけでも記入しておくとよいでしょう。)
診察中の説明などのメモとしてもお使いいただけます。
お薬を飲んでいて気になることや分からないことがあったときはメモをしておいて、次回診察の際にお医者さまや薬剤師に確認するなど、おくすり手帳を活用してください。
おくすり手帳は、患者さまご自身で管理する個人のお薬の大切な記録です。

病院・医院や調剤薬局でもらうお薬は、お医者さまが診察したときの症状にあわせてお薬を処方していますので、ご自分の判断で常備薬としてお使いになることは避けてください。やむを得ず残っていたお薬を使用した場合は、早めにお医者さまを受診し、お薬を使用したことをお話していただいた上で、今回の症状にあわせたお薬を処方してもらってください。
また、処方された人のためのお薬ですので、家族や友人にあげたり、もらうことはやめてください。
ご自分の判断でお薬を飲んだり飲まなかったり、あるいは量を増やしたり減らしたりすると、お医者さまはそのお薬の効果がわかりにくくなってしまいます。お薬はお医者さまの指示通りに使用しましょう。